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成分へのこだわり
成分へのこだわり
エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)にとって、お客様の健康と安全は、常に最優先事項です。 ELCは安全性や効果、そしてサステナビリティをはじめとするさまざまな理由に基づき成分を厳選しています。 当社製品が販売されるすべての国および地域において、各国政府、規制当局および科学関連機関による基準、並びに独自に設けた高品質基準に確実に適合するよう真摯に取り組んでおります。 具体的には、当社の製品調合で使用する成分を厳格に選定・評価すると同時に、規制当局が使用を許可している成分であっても、ELCで使用すべきかを慎重に検討することにより、このような高品質基準並びに安全基準を満たしています。 ELCは当社の製品および使用成分の安全性および効果に自信を持っており、これらの成分に関する情報や使用を決めた理由をみなさまと共有しております。
ELCの成分パレットは実に幅広い原料で構成されています。製品で使用している成分についての詳細をお客様に提供できるよう尽力する一方で、成分に関する情報を共有するための新たな方法を模索しております。 この一環として、お客様に関心の高い一部製品で使用している成分に関する情報を以下の通り提供しておりますので、是非、ご一読ください。 ELCでは今後とも製品の透明性の向上に一層努め、また、本ページ上で成分に関する情報をさらに提供してまいります。 ELCが提供している製品で使用しているその他の成分の詳細については、各ブランドのページでご確認ください。
保存料
保存料について
- 保存料は製品中の細菌やその他の微生物の増殖を防ぐために使用される成分です。
保存料を使用する理由
- ELCでは、長期間およびお客様のご使用期間中における製品の整合性を守るため、保存料を使用しています。 瓶に指を入れるなどの毎日のルーティンの中で製品に細菌や微生物が発生することがございます。 保存料を使用することにより、炎症や感染症の原因となる細菌やその他の微生物の増殖を抑えるため、製品の安全性の維持に貢献します。
保存料に関する詳細はこちら。
安全性
- ELCでは、保存料を安全かつ責任ある方法で使用しています。 ELCが使用している保存料には、化粧品で安全に使用されてきた長い実績があります。また、当社の他のすべての成分同様、徹底した安全評価を受けています。 また、製品の品質を効果的に維持するのに必要な場合に必要な量でのみ保存料を使用しております。
代用品の有無
- ELCでは、お客様にお使いいただくためには、効果的に品質を維持した製品のほうが適切かつ実用的であると考えております。 例えば、保存料を使用していない製品は、生鮮食品のように冷蔵庫で保存しなければならず、またはわずか数週間しか日持ちしないかもしれません。 アルコール度数の高いフレグランスなどの製品は、性質上、微生物の増殖が難しく、保存料を必要としていません。
参考文献
フェノキシエタノール
BHT (ブチルヒドロキシトルエン)について
- フェノキシエタノールは合成保存料です。
BHT (ブチルヒドロキシトルエン)を使う理由
- フェノキシエタノールは、様々な微生物に対して低濃度で効果を発揮する広域保存料で、 ほとんどの調合で使用できます。
安全性
- フェノキシエタノールは化粧品で使用できる安全かつ有効な保存料として長い実績があります。 ELCでは世界の規制当局が設けた基準に準拠し、フェノキシエタノールを最大1%の濃度で調合しています。 製品の整合性を維持するための最低濃度、通常1%未満のフェノキシエタノールを使用しています。 ELCはフェノキシエタノールの安全性に自信を持っており、これを幅広く使用しています
代用品の有無
- 化粧品に使用できる別の保存料は極めて少なく、しかもフェノキシエタノールほどの有効性がないか、多くの成分や調合で使用できません。 さらに、フェノキシエタノールは低濃度で効果を発揮し、安全性における長い実績があり、マイルドな調合に適しています。
参考文献
- SCCS (Scientific Committee on Consumer Safety). Opinion on Phenoxyethanol、2016年3月16日、2016年10月6日の最終版 SCCS/1575/16
- ECHA. Opinion on the application for approval of the active substance: 2-Phenoxyethanol, Product type: 1 Helsinki, Finland, 2018. Report No.: ECHA/BPC/190/2018.
EDTA (エチレンジアミン四酢酸)
(次の表記が使用される場合もあります: Trisodium HEDTA、Trisodium EDTA、Disodium EDTA、Dipotassium EDTA、Disodium EDTA-Copper、Tetrasodium EDTA)
EDTAについて
- EDTAは調合の安定化を助けます。 EDTAは合成キレート剤で、水分中の鉱物を捕捉・結合し、鉱物が調合内の成分と反応して活性化するのを防ぎます。 次の表記が使用される場合もあります:
- EU Chemical AgencyはEDTAの結合作用に憂慮し、EDTAが土壌に与える潜在的な影響(環境インパクト)を調べました。その結果、土壌に含まれるEDTA濃度が極めて低いことが判明し、憂慮する必要がないという結論に達しています。
EDTAを使う理由
- ELCでは製品の整合性を維持するために低濃度のEDTAを使用し、製品を安定的に保ち、お客様が使いやすいようにしています。 EDTAは水分中に存在する鉱物を捕捉・結合し、他の成分と反応して活性化するのを防ぐことにより、化粧品調合の安定性や外観に影響が出ないようにしています。 また、EDTAは水で洗い流すタイプの製品のパフォーマンスを向上させるためにも使用されています。
安全性
- EDTAは化粧品で安全に使用されてきた長い実績があります。
代用品の有無
- 代用品は極めて少なく、しかもEDTAほどの有効性がないか、多くの成分や調合で使用できません。
参考文献
BHT (ブチルヒドロキシトルエン)
BHT (ブチルヒドロキシトルエン)について
- BHT(ブチルヒドロキシトルエン)は合成酸化防止剤です。
- BHTは、副作用が懸念されることがあるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)とは同じ成分でも、類似成分でもありません。
BHT (ブチルヒドロキシトルエン)を使う理由
- ELCがBHTを使う理由は主に2つあります。 BHTはオイルや天然由来エキスなどの成分が空気中の酸素と反応して酸化してしまうのを防ぎ、 製品の使い心地や外観を最適に保ちます。 肌の酸化防止のためにBHTが使用されることもあります。 この目的で使用される場合、BHTはフリーラジカルを中和することができます。
安全性
- BHT(ブチルヒドロキシトルエン)は化粧品で安全に使用することができます。
- ELCでは世界の規制当局が設けた基準に準拠し、つけっぱなしのタイプの製品では0.1%以下、洗い流すタイプの製品では0.5%以下でしか、BHTを使用しておらず、 製品の調合で使用する安全性について自信を持っています。
代用品の有無
- 代用品は極めて少なく、しかもBHTほどの有効性がないか、多くの成分や調合で使用できません。
- ELCはBHTの安全性および効果に自信を持っています。
参考文献
- ECHA: BHT substance registration profile.
- ECHA: Results of the Evaluation of PBT/vPvB properties of BHT
- Australia: NICNAS Tier 2 Assessment of BHT
- ECHA - REACH dossier for butylated hydroxytoluene.
成分、製品検査、安全性に対するELCの取り組みはこちらでご覧ください。