社員エンゲージメント

エスティ ローダー カンパニーズは、事業全体および私たちが生活し、働くコミュニティにおいて、社会貢献とサステナビリティを推進できるよう、社員の能力向上、アップ、教育に取り組んでいます。社員の思いやりの心と共に、当社は社員の情熱を支援し、集団的影響力と目的意識を共有する文化を広めることで、インクルージョン、ダイバーシティ（多様性）、エクイティの重要性に価値を置き、称賛するグローバルな企業市民の文化を育み続けています。

社員の慈善活動「Good Works」をサポート

当社は、社員が大切にしている善意の活動を認識し、社員の貢献を後押しするよう努めています。社員がよりいっそう慈善活動に励めるよう、世界中で善意のマッチングギフトの提供やボランティア活動を手掛けるELCのプログラム「ELC Good Works」を介して、社員¹は、ボランティア活動の立ち上げ、参加、またはELCが支援できるよう寄付金やボランティア活動参加時間を申請することができます。

ELC Good Worksは、31 のマーケットを含む全リージョンで利用可能であり、2025年までに、ELCの社会貢献およびサステナビリティに関するエンゲージメントプログラムを通じて、寄付やボランティア活動などのアクションを完了することにより、社員が参加し、非営利団体に総額25 百万ドルを寄付するという2015年の立ち上げ以来の目標達成に貢献しています。¹ 2023 会計年度には、初のELC Good Worksパーパスウィーク - グローバルな教育、エンゲージメント、ボランティア活動の機会を提供する5-日間シリーズ - を開始し、社員のボランティア活動を称え、表彰するレナード・A・ローダー・インパクト・アワードを再度ローンチしました。

¹ボランティアタイムオフ(VTO)の資格には、アルゼンチン、ブラジル、ベネルクス、中国大陸、メキシコ、南アフリカ、および英国におけるフルタイム正社員が含まれ、米国および英国におけるフルタイム正社員、製造およびフルフィルメント社員は、1年につ16 までVTO時間を利用することができます。アルゼンチン、ブラジル、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、中国本土、メキシコ、南アフリカ、英国のいずれかに勤務するパートタイムの正規コーポレート従業員、米国または英国に勤務するパートタイムの正規コーポレート従業員は、1年あたり最大8時間までVTOを利用できます。

社員の影響力を高める

私たちは、社員は「すべての職務でリーダーシップを発揮できる」と考えており、この考えを社会貢献プログラムでも活かしています。 2014 年には、「Community Impact Grant」を創設しました。この寄付金制度は、ELCの社員リソースグループメンバーが興味を持ち、かつELCの価値観に沿うNPO法人に対して、資金援助およびボランティア活動を行う機会を提供しています。

ELCファミリーをサポート

社員救済基金である「ELC Cares Employee Relief Fund」（ELC Cares Fund）は、大災害や個人的災難や困難（COVID-19感染拡大を含む）による影響を受けた社員に即時的かつ重要な経済的支援を提供しています。当社、ローダー家、そしてELC社員からの寄付で運営されるELC Cares Fundは、最も支援を必要としている社員をサポートするものです。対象となっている世界中の社員は、困難な時期にあるお互いに対する支援として、ELC Cares Fundに寄付が可能です。

Woman working on laptop sitting on a bench outside

教育とスキル向上

ELCラーニングハブを通じて、好奇心と継続的な能力開発を促進する環境の構築を目指しています。 30 以上の言語で提供しているELCラーニングハブは、世界中の社員に30,000 を超えるインタラクティブな学習体験を提供しています。 2023年度には、ITの高度なスキル開発、社会貢献とサステナビリティにおけるイノベーションとベストプラクティス、包括的なウェルビーイングを通じたレジリアンスに焦点を当てた学習体験の提供を開始しました。